習慣化を自在にコントロールして目標や課題を毎日クリアする!
僕は、毎日PCに向かってブログやサイトを当たり前のように更新します。
最初はなかなかできなかった事でも、習慣となればできる事が「当然」になっていきます。
ブログやサイトつくりを始めた当初は、無我夢中でした。
「やる気が出ない」とかそんな感情?は一切ありませんでした。
しかし、ここ数ヶ月、弟にブログやサイトの更新を教えていると、様々な壁にぶつかりました。
弟の行動が継続できないのです。
具体的な行動は単純ですし、やることもそんなに多くはありません。
そこで、「何かいい方法はないかな?」と色々探していたら習慣化をするための書籍を見つけました。
書籍・「何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ」
URL・http://www.amazon.co.jp/dp/4844373404/(アマゾンに飛びます)
落とし込みたい書籍はマインドマップにするようにしています。
ちょっと大きすぎて、全体をお見せできないので、いくつか重要ポイントだと感じる事を取り上げさせて頂きます。
「目標があって必要な事もわかっている。だけどその為の行動が起こせない・・・」という人には参考になります。
習慣の大切さ
目標を次々に達成して、夢を実現していく人は、必要なプロセスを習慣化してしまい、毎日取り組んでいるからと考えます。
良い習慣を身に付けた人は、次々と目標をクリアしていきます。
悪い習慣から抜け出せない人は、決めたことがなかなか継続できません。
もし、習慣化する事が出来れば、脳がいちいち「やる」と判断をしなくても、最小限の労力で行動ができるようになります。
やることが当たり前になり、当然の事として行動を起こすことができます。
人生の成功は習慣化のさせ方で変わる
脳は常に怠けるものです。できる限り動きたくないですし、習慣化しなければ、怠ける方に意識が向いていってしまいます。
目標の為の行動だけではなく、ダイエットや習い事、禁酒、禁煙等も、習慣化しなければなかなか定着しません。
習慣とは?
習慣とは、生まれつき持っている事ではありません。反復して繰り返すことにより、体に染みついている事です。
行動だけではなく、思考すらも習慣化されています。考え方や、価値観、人生観、立ち振る舞い、これらすべても習慣化された状態で物事を判断して行動に至るそうです。
実は、私たちが考えている行動とは、9割が意識とは関係なく、習慣の上で成り立っているそうです。
自分の意志で決定していると思っていても、自動思考すらも自然と習慣化された思考の上で判断されています。
自分が、考えて行動しているのは、全体の10%程度だそうです。これにはちょっと驚きですね。
今日考えて行動している、このブログの記事すらも、習慣化されたことによって執筆している事になります。
癖も習慣
爪かみ、指しゃぶり、貧乏ゆすり、赤面恐怖、これらも習慣だそうです。
人と話していて、無意識に出てしまう言葉である、「ちなみに」「ある意味」「え~っと」等も習慣だそうです。
もし改善したい事があれば、習慣として捉えて、これからまとめる習慣方法を当てはめれば改善できるかもしれません。
良い習慣を身につければ、癖すらもコントロールして、目標や夢を達成できるかもしれません。
習慣化の特徴
習慣化の特徴として、良い習慣も悪い習慣も、一度習慣化するとなかなか抜け出せないという事が挙げられます。
中には、特定のシグナルやタイミングが来ると自動的に反応するものもあります。
例えば、朝に顔を洗うというシグナルの次に自然と歯を磨くという習慣です。これも習慣化されている行動が繋がっているからと考えられます。
「習慣」と「依存」は非常に良く似ていて、辞めたいのに抜け出せない事も多数あると思います。
インターネット、ゲーム、SNS、お菓子、過剰運動、等々
こういったものも依存(習慣化)されているので中々抜け出すことはできません。
習慣化のメリット
ネットやゲーム、暴飲暴食等、悪い事ばかりの習慣化に目が行きがちになります。
しかし、良い事や成し遂げたい事を習慣化することもできます。
自在にコントロールできれば、これほど強力な武器はありません。
習慣化の大きなメリットは、習慣化されたことは省エネで出来るようになる事です。
この説明をする為の良い例が車の運転です。
運転の時に、習慣化される学び始めでは、
両手で力強くハンドルを握り、右足でビクビクしながらアクセルとブレーキ、左足でクラッチ、サイドミラーを見て後方左右確認と大忙し・・・
始めて教習所に行った時には、「そんないっぺんに同時にできるか!!!」と思っていました(笑)
しかし、運転が習慣化されれば、省エネでできるようになります。
運転しながら今日の夕飯のおかずや予定を考え、ドリンクを飲みながら片手で運転する事もできるようになります。
(くれぐれも気を付けて)
習慣化されれば、「さて・・・やるか・・・」と重い腰を上げることなく、少量のエネルギーで実行することも可能です。
新しい事を習慣にして継続力を身に付ける
新しい事を習慣にして継続力を身に着ける為には、200回以上の繰り返しが必要です。
どんなことでも200回繰り返すと、上記であげた運転の例のようになるそうです。
200回繰り返すことによって起きる脳の変化
習慣化する前は、脳の意志力に関わる部位に連絡を取り、運動を引き起こす部位に連絡がいきます。
それで、「行動」に繋がっていくそうです。
習慣化されると、意志力に関わる部位に連絡する事無く、ダイレクトに運動を引き起こす部位に連絡ができるようになります。
早起きすることが習慣化していないと、「起きるか!今度こそ起きるぞ!後5分したら起きるぞ!」(笑)
と言った感じに、意志力を高めていなければ習慣化できません。
しかし、早起きを200回繰り返して習慣化されると、自然と「時間だから起きよう」という行動ができるようになります。
これは、脳が意志にかかわる部位へ連絡する事無く、直接、行動を引き起こす部位に連絡が取れているからだそうです。
200回以上継続する為の工夫
習慣化されるためには200回以上の継続が必要です。
しかし、この200回の行動がなかなかできない人も多いのではないでしょうか?私や弟もその一人だったりします。
200回繰り返すために必要な事は、「自分はできる」「やってみよう」という気持ちがあればとりあえず問題はありません。
根性ではなくちょっとした工夫です。
目標指向行動で”快”を得る工夫
一つ目の工夫ですが、目標指向行動で快を得る工夫を施します。
難しい事ではありません。
行動を達成したら1回1回”快”を得られるポイントを作ります。
「人に褒められる」「褒めてくれる人に報告する」と言った事でもいいでしょう。
「褒める褒めないって、そんな子供じゃないんだから・・・」と思うかもしれません。
しかし、これはとても大きな効果があります。
試験的に、弟にアフィリエイトを教えている時、「褒めまくる週」と「一切褒めない週」を完全に切り替えてやってみました。
もちろん試験体である弟には一切に何も知らせません。
(可愛い弟ですw)
一週間比べてみると、作業成果に対して毎日必ず褒めている週の方が、全体的にみると120%~130%の作業量の違いが出ていました。
褒めている週の方が集中力をまして、パズドラ(アプリ)に誘惑される事なく行動ができたようです。
逆に一切褒めずに、作業報告もなぁなぁとやっている週に関しては、集中力が切れ気味になり小さな誘惑に負けてしまうような時もありました。
「褒められる」というのは子供だましに感じるかもしれませんが、大人になっても有効です。
この”快”を得る方法は、強く習慣化されたら必要なくなります。脳の筋トレのようなものです。
”きっかけ行動”を仕込む
きっかけ行動とは、次の行動のきっかけになる行動の事です。
「朝起きて、顔を洗ったらそのまま歯を磨く」等もそれにあたります。
顔を洗うという行動がきっかけになり、そのまま歯を洗う事に繋がります。
習慣化を促進する為には、「時間」ではなく「行動」をきっかけにするようにしてみてください。
- 悪い例)”夜9時になったらお風呂に入ろう”
- 良い例)”8時からのドラマを見終わったらお風呂に入ろう”
このような感じに行動に関連付けるとスムーズに進んでいきます。
勉強をすることが苦手な人でも、
「帰ったらとりあえず最初に机に座り、参考書を開こう」と、”帰宅”にきっかけ行動を仕込むのもお勧めです。
行動の一連化
行動の一連化もとても有効です。
「電車に乗ったら英会話を聞く」「移動中に本を読む」
こういった行動の一連化を生活の中に取り入れてみてください。
その際、思い付きではなく、1日の生活スケジュールを作り、どの行動を何に習慣付けるか?をメモしておきましょう。
すると考えることなく、習慣の為の一連として行動することができます。
協調計画を作っておく
協調計画とは、「その場面が訪れたらあらかじめ協調を元に行動を決めておく」事です。
例えば、ダイエット中に、「甘いデザートが出てきたらどうするか?」をあらかじめ決めておきます。
「一切食べない」というのも選択の一つですが、「デザートだけは半分食べる」等、協調的に計画をしておきます。
無意識に食事をしてしまうと、毎日のように美味しい物ばかりを食べてしまいます。
しかし、美味しい物は週に3日と決めておくことで、その週3日間がご褒美として感じられるようになります。
すると、普段は野菜やスープだけでも満足できるように自然と感じるようになります。
メッセージの活用
いつも目にするところに自分へのメッセージを張っておく
定期的にメッセージが携帯に送られるようにする
文字として繰り返し読むことも有効です。
無料で使えるメッセージサイトが書籍内でも紹介されていました。
http://www.kctjp.com/s/nou.htm
決めたメッセージを登録すると、指定したアドレスに届きます。
ミッションインポッシブルみたいな感じでおすすめですw
レコーディングする
レコーディングダイエットをご存知でしょうか?
食べた物を全て記録していく方法のダイエットです。
これと同じように自分の行動を管理し、記録を付けていきます。
すると、いかに「もっとやれる」という事が目に見える状態で認識でき、自分と向き合うきっかけになります。
行動を記録することが面倒に感じるかもしれまえんが、一度もやった事がない人は是非やってみてください。
ちょっとした変化ですが、面白いですよ。
いつやるか?どこでやるか?の具体的プランを立てる
当然やる気が0だといけませんが、少しでも意志があれば行動は達成できます。
その為に必要なのが実行プランです。
「いつやるか?」「どこでやるか?」をあらかじめ決めておきます。
”決めた場合”と”決めてない場合”では、習慣強度指数が83%も違うそうです。
習慣化を早くするには手抜き上手の方が良い
習慣化できない人の多くが、ここに当てはまると思います。
「完璧主義」で完璧を求めて自らハードルを上げている事です。
習慣化していない人がジョギングをする時に例えてみましょう。
- 完璧主義の人は、
- 顔をあらって
- 歯を磨いて
- 運動着に着替えて
ジョギングをします。
乗り越えなければいけない試練が多く続かないパターンに陥りやすいそうです。
手抜き上手の人は、恥ずかしくても関係なく、
- 運動着に着替えたら
ジョギングをします。
やることが少なくなるので続きやすそうですよね。
アフィリエイトでも、小さな事にこだわるより、改善されるまで次に進まないよりも、
「トライ&エラーでとにかくやる」「すぐにやる」という行動がとれる人の方が、0から始めた場合結果を出している人が多いような気がします。
僕の弟は、一切小さな事にとらわれることなく、「言われたことをやる」という事を繰り返しています。
その結果、少しずつですが作るサイトが確実に形になり数字として反映されてきています。
まとめ
弟にサイトつくりを教えることが、今の自分には勉強になります。
最初は、「根性」と「気合」で教えるようにしていました。
しかし、何度かの褒める褒めないの実験(笑)により、
「苦手なところと向き合って、習慣にして落とし込む」
やり方が、より向上していくことが分かりました。
弟だけではなく、僕にも同じことが言えます。
僕には、完璧にしてから次に進みたいという習慣があるみたいです。
その時の完璧と言ってもたかがしれているのですが、完璧にしたいという思考が邪魔をして、次の行動を踏み出しにくくなります。
それが成長の妨げになると気が付けたことも大きな収穫でした。
習慣化をマスターして目標や課題をどんどんとクリアしていこうと思います^^
気になる人や、作業や目標に対しての行動が停滞している人は是非読んでみてください。
部下に指導する立場にいる人にもお勧めです。
どうしたら「行動」を「習慣化」して、次々とクリアしていくか?のヒントになるかもしれません。
コメント
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コメント (2)
なるほど。
確かに完璧主義は習慣化と成長を阻害してるような実感はあります。
アドセンスサイトを作成していてもあれこれ情報を詰め込もうとしているうちに、いつの間にか滅茶苦茶時間経ってしまっていることがあります。まだあんまり稼げてない状況でまずは量をこなさなきゃいけないのにアカンですよね・・・。
行動の一連化とか協調計画とかを徹底できるようになれば、かなり時間が有意義に使えるようになりそうです。
これから意識してみたいと思います。
今回も勉強になりました。
コメントありがとうございます。
色んな意見があると思いますが、一番最初は数をこなして徐々にあたりを見つける。
当たりの検証をして再現をする。
再現ができたら、それを大きくしていくか、数をこなすか、と考えています。
そこに色んな価値提供ができればいいですよね^^