解決力をつける事。9割の答えはグーグルが教えてくれる。
僕のメールボックスには1日20通~30通程度のメールが届きます。
頂いたメールは内容問わず余程失礼な文章でなければ100%お返ししています。
頂くメールを読んでいると僕の方が嬉しくなるようなメルマガの感想だったり、「今月中に目標達成します!」という決意の内容です。
こういったメールは送る人の成長に繋がるのでどんどん送ってほしいと思います。
必ず読んで返信します。
で、今日お伝えしたい事は「解決力」を強化していこうという話です。
頂くメールの中には解決が簡単な「教えてくださいメール」もあります。
- リンクの貼り方ってどこを操作したらいいですか?
- シリウスのサイトがアップロードできません
- PDFの保存の仕方を教えてください
- 画像の貼り付けができません
こういった内容です。
上記の例は、実際に今日頂いたメールです。
僕はその人のレベルや目指すところによって教える場合もあるし、グーグルで調べる事をお勧めする時があります。
グーグルの検索エンジンを活用して調べれば(ググる)必ず答えは書いてあります。
解決力をつけていかなければ成長が一気に遅くなる
「調べてみてください」
そんな風にいう僕は冷たいと思いますか?
いいえ、決して冷たいわけでもなんでもありません。
僕は頂いた質問のレベルや過去に頂いたメールを見ながらその人の状態を確認して返信します。
過去のメールは削除することなく全てとっておいています。
なのでメールを頂いたらその人の過去のやり取りを掘り起し、その人にあった返信をしています。
僕が回答するのが面倒だから「調べてください」と言っているわけではないんです。
あなたの為に「調べてください」と言っているんです。
先日紹介した「T.E」さんが良い例なんですが、成功する人は大抵の事は自分で調べます。
自分で調べて解決して自身で歩かなければいけない事をわかっているんです。
問題解決力を徹底的に高めていくと全ての問題が自分でクリアできるようになります。
僕に質問のメールをしてくださる人へ答えを送るのは本当に簡単です。
でもそれってその人の為になっていますかね?
その人が「結果を出したい」と言っているなら結果を出すための回答が「調べてください」になる時もあるんです。
答えを求める事が悪いわけではありません。
僕が言いたいのは答えを求めてばかりいると回答者がいないと成長できなくなるという事です。
「自分で調べてください。」という先生が少ないのが問題。
答えを求める習慣がつくのは日本の教育にあると思います。
- 与えた問題
- 与えられた公式
- 与えられた環境
全てを与えられたものから学ぼうとします。
もうこの時点が間違いだと思います。
だから卒業しても、
- 与えられた仕事
- 与えられた給与
- 与えられた休日
- 与えられた環境
これらの中で生活していかないといけません。
日本の教育は頭のいい人達が僕達を管理しやすいように教育します。
もちろん現場で指導してくださる先生方は一生懸命です。
愛をもって育ててくれていると思います。
僕も小学校、中学校、高校で出会った先生は大好きでした。
ただ、日本全体の教育方針が「与える事」にあると思っているので、
与えられるのを待つ人間がどんどん増えてきます。
別に悪い事ではありません。
与えられた環境で生きていくなら何の問題もありません。
そこから抜け出したいんですよね?
与えられた中で生きていくなら与えられた事だけをこなしていればいいわけです。
ただ、僕のメールを読んで行動してくれている人達は与えられた環境に不満や不安を感じるから行動しているわけですよね?
だったら今までの考え方は捨てて自分で環境を覆すような事をしていかないといけません。
与えられる状態だったら「与えるくらいの状態」にならないといけません。
与える状態とはどういう事か?
僕のチームでは月に一回学んだ事をアウトプットしてもらっています。
このアウトプットがうまい人は驚くくらいのスピードで成長していきます。
今回はチームメンバーのアウトプットを一つ紹介させて頂きます。
チームメンバーSさんのアウトプットです。
サイトや個人が特定されてしまう所は●で伏せさせて頂きます。
Sさんはメンバーでもアドセンスマニュアルを実行してアドセンスで収益を上げて独立起業しました。
そして今は作り込みのサイト作成を進めてもらっています。
―――Sさんのアウトプットここから―――
店長さん、こんにちは。
いつもお世話になっています。
定例の6月アウトプットになります。
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本気で稼いでいく2つのサイト
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■Aサイト
URL ●●●●●
ドメイン取得日 2010年11月27日
現在の記事数 約200記事
現在のユニークアクセス数 3500アクセス/日
現在のPV数 7800PV/日
■Bサイト
URL ●●●●●
ドメイン取得日 2012年4月21日
現在の記事数 472記事
現在のユニークアクセス数 180〜200アクセス/日
現在のPV数 300〜700PV/日
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サイトに対してやったこと
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**** ■Aサイト ****
■6月にやったこと
①PDFの売り上げ件数
②メルマガの効果測定結果 6月分
③PDFの記事中バナーの効果測定結果 6月分
①PDFの売り上げ件数
6月のPDFの売り上げ件数は55件(163900円)でした。
売り上げ数は伸び悩んでいますが、
季節性(Aサイトは4月がハイシーズン)の影響もあるので
その中では健闘している方だと思います。
また、●●系の書籍会社からPDFの一般書店販売の問い合せがあったり、
●●会社が、●●図書としてPDFを購入したので領収書を発行して欲しいという問い合せがあったりと、
数字以外で良い反応をもらえたのが大きな成果でした。
②メルマガの効果測定結果 6月分
先々月よりメルマガを導入し、
メルマガ経由でPDFを紹介していました。
その数値がある程度揃って来たの6月分のデータを報告します。
6月の新規登録者数 397人(登録率 0.4%)
6月のメルマガ解除者数 1人(解除率 0.3%)
6月のメルマガ経由PDF購入者数 12件 (購入率 3%)
購入者の内訳
・登録直後30分以内 7件
・登録2日後 2件
・登録1週間後 2件
・登録1ヶ月後 1件
以上が効果測定結果です。
メルマガ経由の購入者が、PDF売り上げ全体の22%を占めており、メルマガについては一定の効果があるものと思われます。
今後、継続的にステップメールを流す事で、未購入者からの購入が期待され購入件数を伸ばせる可能性があります。
また、以前店長さんにアドバイスいただいた「PDFを使用している現場の声を回収する」という部分が未着手なので
その部分をテコ入れしていけば、さらに販売数を伸ばす事ができるはずです。
現状のメルマガ運用を続けながら、どんどん手を打っていこうと思います。
②PDFの記事中バナーの効果測定結果
先日、PDFのLPに誘導するバナーを記事中に仕込みました。
バナーの効果がある程度見えて来たので6月分を集計しました。
6月のサイト全体のPV数 234080PV
6月のバナー経由のLP誘導数 1674PV(クリック率 0.7%)
1日平均33V(LPのアクセス全体の30%)をバナーから誘導している形です。
バナー経由での成約数は計測できていないのですが、
PV数から推測するに6月は15件ほどバナー経由で売れてるのではないでしょか?
引き続き、様子をみようと思います。
■7月の行動予定
7月はAサイトに掲示板を設置する予定です。
現在準備中の掲示板がこれです。
「Aサイトに掲示板URL」→●●●●
6月中で配色やレイアウトの微調整といったカスタマイズがすべて完了し、
現在、掲示板のルール作りをしているところです。
早ければ7月上旬にローンチし、
新規に作成したフェイスブックページと連動させて
Aサイトに関わる人たちをネット上で繋げていこうと思います。
**** ■Bサイト ****
6月にやったこと
①●●系の記事のアップを開始しました。
②フェイスブックページ広告を開始しました。
①●●系の記事アップ
6月は219記事をアップしました。
全て●●系の記事になります。
●●の暗記は●●で一番重要&記事数とアクセスが稼げるので
今後も継続的に記事数を増やして行き、最終的に●●系だけでも1000記事を越えるような規模まで育てて行きます。
また、他の競合サイトも同様に●●系の記事を扱っているのですが、
彼らのサイトは●●の分類がされておらず、ユーザーにとってとても使いづらいものになっています。
その点を改良するため、Bサイトのサイトでは
●●を●●別で分類してユーザーフレンドリーなコンテンツに仕上げて行くつもりです。
(トップページの最下部、『●●●』のような感じで作っていきます。→URL●●●)
実際に、この「●●別で●●を分類する」という切り口は
いくつかの既存書籍でやられており、ユーザーから高い評価を受けています。
→URL●●●
したがって、このような切り口で●●●を体系的に整理する事で
他の競合サイトと差別化を計りつつ、ユーザーに高い価値を提供できると期待しています。
②フェイスブックページ広告の開始
兼ねてから計画していたFacebookページの広告を開始しました。
→URL●●●
今日までの広告の成果は以下の通りです。
1日の予算上限 500円
広告費用合計 4858円
広告表示回数 4678回
広告経由のいいね!数 286件
1いいね!の獲得コスト 16円
フェイスブックページの活用方法が今ひとつよくわかっていないのですが、
とりあえず1000いいね!くらいまえは現状の設定で広告を運用していこうと思います。
フェイスブックページとサイトの連動は未知の分野なので
いろいろ試行錯誤してユーザーと良い関係を作っていこうと思います。
■7月の行動予定
コンテンツの方向性が明確に見えているので、そろそろマネタイズ用のページの作成に着手していきます。
7月は●●●のデータベースを作成しようと思っています。
現状、●●●の比較サイトは運営社側が一方的にランキングして紹介している状況です。
これは個人レベルのサイトもそうですし、あの●●ですらこのレベルに留まっています。
→URL●●●
なので、まず市場にある全てのSkype●●●をリストアップし、データベース化。
Jクエリを使って価格順や、●●の出身国、●●時間などのパラメータで
カスタムサーチできるようなページを作成しようと思っています。
そして、売れ行きの良いサービスから順番に特集記事を組んで、
体験記などをいれてコンバージョンレートを上げていく予定です。
また、それと並行して●●系の記事もドカドカアップしていきます。
以上が6月のアウトプットです。
7月もよろしくお願いいたします!!
また、何か私の方でお手伝いできることがありましたらいつでもお申し付けください。
できる限りお力添えさせていただきたいと思っています。
それでは失礼します。
―――Sさんのアウトプットここまで―――
いかがでしょうか?●で伏せてあるところが多いのですが、Sさんのレベルの高さがなんとなくわかって頂いたと思います。
アウトプットという形ですが、「僕に与える事を意識しています」。
Sさんはアウトプットで僕に教える気持ちで書いてくれています。
僕にもそれが伝わってくるので本気でアドバイスしますし、スカイプでも超具体的に指示をします。
お互いにお互いを思いあっているので、Sさんとは本当に長く良い関係が築けていけそうです。
ただ、こんなSさんもスタートはアドセンスマニュアルを実行するところからでした。
自分で調べる考え方をもって、与えられるから与えるに変化していくと時間と共に成長する差はとてつもなく大きなものになります。
まずは自分で調べる事から始めてみて下さい。
この記事で言いたい事は、「聞いていはいけない」という事ではありません。
「聞く事、答えを与えられる事を習慣化しないで調べる癖をつけてください。」という事です。
聞いて答えを与えられる状態で1年経過するのと、自分で調べて問題を解決する状態で1年経過するのでは、後者の方が圧倒的に成長できると思いませんか?
成長する為の選択をしていきましょう。
ありがたい事にググれば9割がた答えが見つかりますから。
PS
何度もいいますが聞いてはいけないというわけではありません。
自分で調べて解決力を高めないと何も変化しませんよ?という事です。
調べてもわからなければどんどん僕に問い合わせてください^^
メールのやり取りは大好きなので喜んで回答させて頂きます。
PSS
「店長さんの経験談を聞かせてください」とか、「店長さんはどう考えていますか?」とか、こういった質問っていいですよね。
自分の考えと照らし合わせるのは成長できる質問の仕方だと思います。
質問も”自分を退化させる形”と”成長させる形”があると思います。
自分を成長させる質問を考えてみてください。
この質問の考え方は全てにおいてそうだと思います。
美容師時代の時もそうでしたが、「店長教えてください~」と答えを求める人に限って練習量が少なかったり成長スピードが遅かったです。
部下や後輩を指導している人は覚えがありませんか?
たぶんどんな事に対しても質問の仕方や考え方で成長の仕方は変わりますね。
コメント
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コメント (2)
店長さん、こんばんは。たかやんです。
昔のマニュアル君や会社員の指示待ち君に匹敵しますね。
何をするにも、人にまずは聞く。
自分で考えることをしない人は
いつの時代にもいますね。
メールで質問を送れば、
親切丁寧な回答が贈られてくると錯覚する人。
以前、私の元に届いたメールは、
「アフィリエイトで稼ぐにはどうすればいいですか?」
の一文のみ。
名前を名乗ることすらなく、
どんなアフィリエイトを実践しているのかもわからず、
どう答えればいいの?という内容でした。
返信には、
「あなたがそんなアフィリエイトを実践しているのか全く分からないので、
アドバイスのしようがありません。」
と送ったところ、返事はなし。
この時は、困りました。
自分はこのレベルにはなりたくないと
心底思いましたね。
自分で考える力はホント必要ですよね。
応援ぽちっと♪
たかやんさん
コメントありがとうございます。
質問を頂くのは僕にとってとてもうれしい事なのですが、名前がなかったり、返信してもお礼がなかったりと、そういったメールが多いのは確かに多いですね。
顔を合わせていたらそんな事あり得ないんですけどね。
メールでのやり取りでも対面している気持ちでやっていきたいと頂くメールで思う時が度々あります。